2012年事務所ニュースから

弁護士 南雲芳夫

 福島第一原発により、強制的な避難を余儀なくされた警戒区域などから埼玉県内に避難してきた方々への支援については、埼玉弁護士会を中心に取り組みがなされてきており、特に9月からは、避難者の方々による東京電力に対する賠償請求が本格化しました。当事務所の弁護士も、埼玉弁護士会会員で結成された「原発被害救済弁護団(埼玉)」に参加して、特に、旧騎西高校に役場機能を移している双葉町の町民の方の相談に乗ってきました(活動内容は http://genpatsu.bengodan.jp/ 参照下さい。)。

 また、これとは別に、全国の自由法曹団の弁護士と共に、福島県内の民主商工会の方々を中心とする農家・自営業者の方々の被害の聴き取りと、損害賠償の相談活動から、「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発事故被害弁護団が結成されるに至り、埼玉からもこの活動にも積極的に関与していくこととなりました。

 この問題は原発の在り方自体を問うものであり、10年以上の長い取り組みを覚悟しているところです。